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■R.A.M.   出展作家:奥村美佳 伴戸玲伊子 藤倉明子
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■第5回 R.A.M.  2007年2月26日〜3月8日

伴戸玲伊子
「そよぐ」
4F(33.4×24.3cm)


藤倉明子
「おひさまのかげ」
30F(90.9×72.7cm)


奥村美佳
「太古の夢」
10F(53.0×40.9cm)


作家インタビュー
伴戸玲伊子


Q1.2006年を振り返って、どんな年でしたか?
――長期間海外で生活する中で苦労もあったが、貴重な経験ができたと思う。帰国後はカルチャーギャップがあったので、それまで当たり前に感じていた日本の
様々な部分に対する目線が変わった。自分の国と文化について考える良い機会になったと感じる。


Q2.今年はどんな年にしたいですか? ――より制作に勤しみたい。


Q3.最近はまっていること(趣味など)
――寺社めぐり、骨董市


Q4.10年後の自分像を教えてください ―――――


Q5.最近読んで感動した本は?
―――――


Q6.今までで一番印象に残った展覧会は?
――加山又造展(年代場所は不明)マーク・ロスコ展(1995東京都近代美術館)中世イタリアコレクションと現代美術の常設展(National Gallery of Art アメリカ)


Q7.子供のころの夢は?
――絵描きになること


Q8.理想の男性像は?
―――――
藤倉明子


Q1.2006年を振り返って、どんな年でしたか?
――公私共に激動の年でした。ただがむしゃらに絵画を描いていたという感じです。


Q2.今年はどんな年にしたいですか?
――しっかり腰を落ち着けて自分の絵に向き合えたらと思います。


Q3.最近はまっていること(趣味など) ――映画鑑賞(ストレス発散になってます)


Q4.10年後の自分像を教えてください
――やはり絵を描いていると思います。


Q5.最近読んで感動した本は?
――「墨攻(酒見賢一)」と「純情漂流(夢枕獏)」


Q6.今までで一番印象に残った展覧会は?
――岡村桂三郎個展(佐賀町エキシビットスペース)


Q7.子供のころの夢は?
――医者、飛行士


Q8.理想の男性像は?
――親友のように自分の意見が出し合えて戦える人、お互い尊敬できる人が理想ですね。
奥村美佳


Q1.2006年を振り返って、どんな年でしたか?
――様々な方々に、様々なかたちで支えられているということを、強く実感することのできた年でした。


Q2.今年はどんな年にしたいですか?
――今より少しでも、良い絵が描けるように努力できる年にしたいです。


Q3.最近はまっていること(趣味など) ――私なりの語学です。


Q4.10年後の自分像を教えてください
――年を重ねるごとに、自分の表現を、深く豊かに出来ていれば・・・と願うだけです。


Q5.最近読んで感動した本は?
――河井寛次郎「火の誓い」


Q6.今までで一番印象に残った展覧会は?
――厳島神社国宝展


Q7.子供のころの夢は?
――お菓子でできた家に住むこと


Q8.理想の男性像は?
――どんなことも、一緒にじっくり話し合えるひと

最後のR.A.M.によせて


 この3人の画家によるグループ展は当初から5回の開催を決めスタートした。1回から4回までは毎年開催されたが最後となる5回展は本展出品者のひとり伴戸玲伊子が一昨年から昨年にかけ文化庁の海外研修で米国に渡っていたことで1年の空白期間ができた。
 結局この5回の展覧会は足かけ6年で終了することになった。
 グループ展というのは各々の表現追求の成果を提示し合うなかで互いを意識し、自らを戒め向上させる場であるとするならば、このR.A.M.という名の展覧会もまた、同年代であり、日本画の素材を用いる共通点をもった三人の画家が年に一度新たな可能性の模索を互いに、そして社会に問う場であったことは言うまでもない。
 限られた空間を配分することで生じる出品数の制約や複数参加による当事者意識、積極性の欠如。ともすると安易で希薄になりがちなグループ展の欠点を幾度となく目の当たりにしている者としては、この展覧会が個展とは違う、もちろんコンクール、公募展などともあきらかに違うグループ展ならではの良さや真のあり方に迫る展覧会であってほしいと願っていたのだ。
 残念ながらこの文章は最後の展覧会を見ずに書いているわけだが、少なくとも前回までの展示を見る限り、決してマンネリや惰性に陥らず、そのつど新たな表現をギリギリまで追求した作品を提示し合うことで、勿論1点1点が見応えあるのと同時に互いが共鳴し引き立て合うような展覧会になっていた。
 そして恐らく・・・いや必ず、最後の展覧会もまた3人の作品はいきいきと煌めき三様の表現が響き合い、見る側も含め何か豊かな精神が育まれるような空間になっているに違いない。
 R.A.M.の由来は、この三人の画家のイニシャル(Reiko伴戸玲伊子、Akiko藤倉明子、Mika奥村美佳)と"Random Access Memory"とを掛けて名付けられたと聞いている。"Random Access Memory"本来の意味はコンピュータで使用する記憶装置のことで、複数の情報を記録し、記録順、記録位置等に関係なく、読み出せるものの総称を指すが、出品者達は、Memory=画家の記憶の一部、若しくはそれ自体とも言える「作品」に他者が自由に繋がることにより「見る側」、「作品」そして「つくる者」の三者が何らかの発展的相互影響をもたらすことを期待し名付けたのではないか。
 R.A.M.という名の展覧会はここで終止符を打つ、しかしここで培われた3人の表現精神はこれから個々の場において発展飛翔してゆくであろう。 そして私は今すでにその様をイメージせずにはいられないのだ。


佐藤美術館 主任学芸員 立島惠
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